長距離も楽ちん・・・「スロットルロッカー」 [パーツ]
アメリカの幼児向け教育番組『セサミストリート』が40周年を迎えたそうだ。・・・こちらは、あと2年と2か月で50周年だ(笑)
さて、本題に・・・・
ロングツーリング・・・・特に高速道路を長時間クルージングするときにあるととても便利な小物をご紹介します。
『スロットルロッカー』という製品。
ご紹介といっても、この製品、新製品というわけではなく、私自身も2004年頃から使っているものなので、ご存じの方も多いのではと思います。
もともとは、ドイツ製でしたが、今は日本のバイクパーツメーカーなどが、類似品を出しているようで、ドライバーズスタンドでも販売されていました。
スロットルロッカー
【取付方法】
取付は、いたって簡単、ただスロットルを挟み込むだけなので、工具も不要です。
ただし、とりつけ位置だけはきちんと調整しないと危険です。
スロットルローカーから掌の重みを抜いた状態できちんとスロットルオフになるような位置にしておかないと大変危険です。
つまり、アクセルが完全にオフにならない状態でブレーキをかける・・・・という状態になってしまうということです。
この商品の注意点といえば、その点だけでしょうか?
【使用感・・・実用性】
これを取り付けると実に楽チンです。
掌底(掌の根っこの部分)を軽く乗せるだけで、一定のアクセル開度をキープできる為、腕は「ただ乗せている」という感じです。
私は握力はあるほうですが、それでも長距離のクルージングでずっとアクセルを握りつつ、手首をかえして一定のアクセル開度をキープしつづけるというのは、結構疲れます。
そういう意味では握力の少ない女性ライダーや筋力の落ちてきた老年ライダーなどには、特にお勧めできますね。
私がこれまでにぶっとおしで走った最高距離は、東京→鹿児島の佐多岬の1500キロですが、給油以外、15時間乗りっぱなしのロングクルージングもこの小さなパーツのおかげで実に楽チンでした。
BMW R1150RTにもYAMAHA T-MAXにもクルーズコントローラーはついていませんが、これさえあれば、特にクルコンの必要性を感じません。
(もしも両手を離しても速度と車体バランスをコントロールしてくれ、バイクに乗りながら雑誌が読めるというようなクルーズコントローラーでもあれば話は別でしょうが・・・・・本宮ひろしの『俺の空』という漫画で、主人公の宿敵である武尊が高速道路をハーレーでナニヲしながら走るというシーンがありましたねえ・・・あのときはハーレーってこんなことできちゃうんだ・・・って本気で思ってました)
峠や市街地では、ちょっと不便・・・・・・という書き込みがどこぞのサイトでありましたが、私的には、首都圏の渋滞や市街地もガンガン走りますが、特に扱いにくさや、不便さを感じたことはありません。
ツアラーのRTで峠をレーサーの如く攻める走りはしたことがないので、峠インプレッションに関してはコメントできません。
・・・・ま、とにかく、ロングツーリングには欠かせない超お勧めのナイスグッズであることだけは疑う余地はありません。
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